作れぬならば

ワイヤーオートマタ、ダンボールオートマタ、木工オートマタ、その他工作関係の作り方を紹介するブログ。最近は楽曲制作をやってみています。

木工オートマタ工作その2 仕組み編

 

前回の「木工オートマタその1 シカの食事 - 作れぬならば」に続き、今回は仕組みを作っていきます。

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前回作った歯車たちを竹ひごに通し木箱に固定。

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(事前に位置を合わせておき接着します)

 

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②(背中から出る芽)は出現時間が短くなるかなーと思い楕円に。

③(首部分)は「食べてる感」をだすために、一番低い部分に段差をつけてあります。

④(木の実部分)は適当に上下すればいいのでゆるやかに段差を作りました。

 

 

持ち上げるための台、歯車を回すためにらせん状の針金を巻きつけた棒をそれぞれ作成し……

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木箱に接着します。

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今度は持ち上げられる支えを作り、木箱の上板に通します。

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そのまま木箱と上板を接着し、仕組み完成。

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そうしたら前回作ったシカと木を乗せていきます。

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顔を立たせておくために、顔と地面に針金の筒を接着し、それを繋げつつ

足も接着していきます。

 

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芽もちょうどいい高さになるように接着。

 

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さらに木本体と木の実も接着。

 

 

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完成です。

今回は首部分の支えがいまいち引っ掛かりがちだったので補強もしてあります。

 

 

難易度

★★★★★(たいへんむずかしい)

 

木工オートマタ初挑戦。

ダンボールで作ればさほど難しくない仕組みも、手動で木材を切り抜いて作るとなると恐ろしく手間がかかります。

(たいへんむずかしい)というより(とにかくたいへん)ですね。

 

今後木工オートマタがメインにシフトしていくうえで、もっと手の込んだものが★4つになったり、時間がかかっても★2つ3つだったりと変化していくかもしれません。

この難易度なんて自己満評価なので実際はなんだっていいのですが^^

 

 

修正編はこちら

 

automataworks.hatenablog.com

 

100均工具で木製オートマタ工作その1

 

木工のオートマタ製作に初挑戦しました。

 

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食事をする鹿です。食べると同時に背中に芽が出ます。

木の実の色も微妙に変わる仕様ですが、影になってしまい見づらいです。

 

今までずっと木工のオートマタを作りたいと思ってはいたものの、電動糸ノコや、その他の工具がないので手を出せませんでした。

が、糸ノコを買うまで待っていたらおそらく確実に一生作れないので、手動の小型ノコギリを100均で購入し挑戦。

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ダイソーの家庭用チェーンソーという商品です。

 

ただ手動でやるぶん、恐ろしく時間がかかる。

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とくに歯車。

歯の隙間に穴を上け、ヤスリで1本づつ削って作っていく、非常に地道な作業でした。

 

と、いうわけでメインの必要なパーツを切り出します。

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①はご覧のとおり歯車。

②はシカ背中の芽を上下させるための円盤。

同様に③はシカの首、④は木の実を上下させる円盤です。

 

切り出したら色塗り。

ダイソーのアクリル絵の具を使いました。

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さらにニス塗り。

こちらもダイソーのニスです。

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乳白色と書いてあり(もともとクリアは無い?)不安だったのですが、乾くと完全に透明になりました。

ただ後にセリアでも探したところ、木工用でつや消しの半透明水性二スを見つけました。名前的にはそっちのほうが良さそうな気もします。

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それぞれ乾いたところで組み立てていきます。

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メインのシカと木が完成。

今回はここまでで次回の仕組み編に続きます。 

 

続きはこちら

 

automataworks.hatenablog.com