作れぬならば

ワイヤーオートマタ、ダンボールオートマタ、木工オートマタ、その他工作関係の作り方を紹介するブログ。最近は楽曲制作をやってみています。

さらに小型化インドのマリ このくらいが限界かも

 

前々回の作り方、前回の小型化にに続き、またまたインドの毬記事。

ちなみにインドの毬とは、いろんな形に変形する針金のおもちゃで『Flexi-Sphere』『Wire Mandara』とも呼ばれています。

どの呼び方も非常にかっこよくて好きです。

 

今回は「こんなに小さく作れたぞー!」というアピール記事なので、作り方をお探しの方はこちらから↓お願いします。

automataworks.hatenablog.com

 

 

というわけで、前回よりもさらに小さく作ってみました。

 

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大きさの参考としてボールペン(直径14cm)も一緒に。

手で持っているのが今回作ったものです。

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0.9mmスチール針金での作成。

円部分の針金の長さは10cm、花びら4.5cmの1周7枚で作っています。

花びら4.5cmは少し長いかなーとも思いましたが、前回の反省を活かしてフックの形をはっきりと作ったところちょうどいい大きさになりました。

 

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手のひらにすっぽり収まるサイズ。かなり小さいです。

 

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マトリョーシカみたいにそれぞれ入れることもできますよー。

 

 

……と、ここまでは良さそうな写真を載せてきましたが、実は問題も結構あり。

小ささゆえ、掴みづらさ広げづらさ、何より歪みが出てきてしまいます。

0.9mmで作るとなるとこのくらいの大きさで限界みたいですね。

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どうしても花びらの重なっている部分が歪んでしまう。 

 

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花びらを外側に開くのも結構たいへん。

右側の前回作品と比べてもわかる通り、太鼓の形をうまく維持できません。

 

あとは小さくなるにつれ1mmの誤差でもはっきり形に出てくるので、アバウト計測してしまう癖がある私にはだんだん厳しくなってきますね…。

 

 

変形させるよりも純粋に置物として、丸か惑星の形で置いておくのが良さそうです。

やはり前回の15cmの針金で円を作ったくらいの大きさが良いですね。

 

automataworks.hatenablog.com

 

 前回の記事はこちら。ちょうどいいコンパクトさです。

 

 

小型化だけでなく、他にもいろいろ応用工作ができそうなインドの毬。

もうこのネタで3回も記事を書いてますが(別のブログを入れると8回くらい)、気分によってはもう少し続くかもしれません。

面白いのでおすすめですよー。