作れぬならば

ワイヤーオートマタ、ダンボールオートマタ、木工オートマタ、その他工作関係の作り方を紹介するブログ。最近は楽曲制作をやってみています。

ストンと落ちるオートマタの仕組み

 

automataworks.hatenablog.com

 

前回作った上下に動く仕組み、実は一部を変えることで別の動きに変化します。

 

そのひとつがこれ。

 

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前回が上を下を滑らかに移動する動きとすれば、今回は一瞬でストンと落ちる動き

 

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動力部分を勾玉型にして、その段差を利用して下にストンと落とします。

段差にハマるよう、支えの板も小さな楕円型に。

 

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後は前回と同じように箱に組み込むだけ。

(※ちなみに右利きだったら取手が右側にあった方が回しやすいです。

その場合ギフ動画の位置が正解ですね。)

 

作り方詳細は上の記事のリンクをご参照ください。

 

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そしてこの仕組みがどんなふうに使われるかというと……自分の作品、動画ではないですがこんな感じ。

 

mittens and mouse - YouTube

 

猫の手の部分がそうですね。

尻尾の部分も、動力が三角形になっている類似パターンです。

有名な作品らしく「automata cat」でyoutube検索するとたくさん出てきます。

 

と、いうことで色んな応用ができる面白い仕組みでした。