作れぬならば

ワイヤーオートマタ、ダンボールオートマタ、木工オートマタ、その他工作関係の作り方を紹介するブログ。最近は楽曲制作をやってみています。

100均ワイヤーで簡単オートマタ工作 飛ぶ鳥の作り方

 

超シンプルな前後の動きのワイヤーオートマタです。

 

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小鳥がひょいひょい空を飛んでるイメージ。

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使うもの

 

0.9mmステン針金

0.7mmスチール針金

9cm×3cm×1.5cm木材

ビーズ

接着剤

 

ニッパー

ペンチ(丸と角)

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全て100均で揃います。

 

 

作り方

 

 

動力&支え

 

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0.9ステンに凸部分を作ります。

大きさはだいたい1辺1cmくらいで適当に。あまり大きすぎると引っかかって回らなくなるので注意。

 

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凸部分に0.7スチールで支えを巻きつけます。

ジャストで巻いて、最後に横から角ペンチで挟むと綺麗に密着します。

これで動力&支えは完成。

 

 

土台

  

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0.9ステンを曲げて枠を作ります。

横は木材に合わせて9cm、高さはだいたい5cmくらいでとっておきます。

 

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接着。

根元の接着部分に0.7スチールも一緒につけるとくっつきやすいです。

 

 

動力&支えと土台を固定

 

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くるっと1周だけ巻いた0.7スチールで作った留め具を3つ用意。

 

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留め具を接着し、動力両端と支えの3箇所を固定します。

 

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接着剤が乾いたら動力両端を曲げて取手を作ります。

ビーズを噛ませると回すときに引っかかりづらくなります。

これで仕組みも完成。

 

 

  

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0.7スチールで鳥を作ります。

特に作り方はないので好きなように。

 

ワイヤークラフト、ワイヤーアート系の方の作品を見ると参考になります。

 

 

完成

 

 

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支えに巻きつけて接着したら完成です。

 

 

難易度

★☆☆☆☆(かんたん)

前後の動きを使ったワイヤーオートマタの基本になります。

木材はもう少し小さいものを使っても、コンパクトで可愛らしいかもしれません。

作りやすいので最初の制作にオススメです。 

 

また、前方に餌を付けてつついているようにしたり、あらかじめ動くように作った尻尾を後方から支える等々、応用もしやすいです。

 

補足

 

0.9ステンの針金は折り曲げづらい反面、固く頑丈なので、力のかかる動力と土台の枠部分に使用しています。

それ以外の場所は曲げやすさ作りやすさを考慮してスチール針金です。