パクパク喋る横顔オートマタの作り方
普段使わない0.9mmスチール針金の使い道を模索していて出来た作品。
そこまで固くはないけど、0.7mmよりは丈夫な0.9mmを輪郭の大部分に使用しています。
まつ毛を動かしながら何か喋っている横顔。
さっそく作り方↓です。
使うもの
0.9mmステン針金
0.9mmスチール針金
0.7mmスチール針金
9cm×3cm×1.5cm木材(3つ)
ビーズ
接着剤
ニッパー
ペンチ(丸と角)
メジャー
穴あけドリル(ドライバー)
作り方
顔
構想時のイラスト。
これに沿って、顎とまつ毛以外の輪郭を0.9スチールで作ります。
目玉と口角から針金の両端を出しておき、そこに0.7mmスチールで作った顎とまつ毛を巻きつけます。
パンクっぽいイメージでモヒカンにしましたが、バランスが悪くなってしまったので辞めました。
仕組み
これを作ります。
以前作った
の仕組み部分とほぼ一緒。
動力に巻き付ける支えを0.9スチールに変えるだけです。
お手数ですが詳細は上の動力 ~ 土台を作り動力と固定するの箇所を参照してください。
顔と仕組みを固定
支えに口とまつ毛を接着します。
このとき、動力凸が上向きのときに口が開き、下向きのときには口が閉じるような位置で。
そして完成…
と思いきや、この状態だと支えの上下に押されて頭だけが動いてしまい、口とまつ毛の動きがほぼ奪われます。
完成
なので押されないよう、頭を0.7スチールで固定して完成。
これは余計な装飾なので気に入らなかったのですが、『ケーブルに繋がれた首だけロボット』と考えれば……なんとなくそんな感じにも見えてきます。
難易度
★★★☆☆(ふつう)
頭をしっかり固定できれば、その分、顔とまつ毛に動きが伝わります。
口元に食べ物などを接着して無理やり固定させてもいいのかも。
ただ、ちょっと動くのも生物っぽい良さがあるので作る際はお好みで。
今回3種類のワイヤーを使用しましたが、それぞれの特性がわかって良かったです。
特に0.9スチールはただただ「柔らかいクセにちょっと曲げづらいやつ」のイメージだったので、意外と頼もしく感じました。
補足
0.9ステンの針金は折り曲げづらい反面、固く頑丈なので、力のかかる動力部分に使用しています。
それ以外の場所は曲げやすさ作りやすさを考慮して0.9スチール、顎とまつ毛はより曲げやすい0.7スチール針金です。