作れぬならば

ワイヤーオートマタ、ダンボールオートマタ、木工オートマタ、その他工作関係の作り方を紹介するブログ。最近は楽曲制作をやってみています。

小型マジックハンドの作り方 100均ワイヤー工作

 

100均の0.7mmワイヤーを使って小型のマジックハンドを作りました。 

もともとは『開く花』を作ろうと思って始めたのですが、作っているうちにマジックハンドもできることが発覚。

花よりも需要がありそうだったので「マジックハンドの作り方」として紹介します。

 

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出来上がりはこんな感じです。

わりと忠実に反応してくれるのでワイヤーの小魚もらくらく掴めます。

 

 

使うもの

 

0.7mmスチール針金 

 

ニッパー

ペンチ(丸と角)

 

(※巻きつけて筒を作るときに0.9mmの針金もあると便利です)

ちなみに全て100均で揃います。 

 

 作り方

0.7スチール針金を6本用意します。

 

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そのうちの4本を使い、『掴み手』にあたる部分を作ります。

端を小さく筒状に丸めておきます。

 

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掴み手の筒部分に5本目の針金を通し、小さな円を作って留めます。

以下『アーム』と呼びます。

 

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6本目の針金で『持ち手』部分を作ります。

赤矢印の取手からスタートし、筒を作り、先程より少し大きめの円枠を作って留めます。

 

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持ち手の筒にアームを通し、円枠にも掴み手を巻き付けます。

 

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左右に寄ってしまわないように4箇所曲げて止めを作ります。

 

 

完成

 

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そのまま掴み手を伸ばしたら『花』、曲げて掴みやすくしたら『マジックハンド』の完成です。

オレンジ点の取手部分を持ち、赤矢印を引っぱるとUFOキャッチャーのクレーンのように掴み手が開閉します。

 

 

難易度

★★★☆☆(ふつう)

用意するワイヤーは0.7スチールのみ、作業工程も少なく作りやすいです。

ただし掴み手部分の長さが合わないとすぐにヨレて曲がってしまうので注意。

私は何度も曲げてしまい上画像のものはヨレヨレになっています。

 

掴み手の数を増やしたり減らしたりしてみても面白いですね。

 

補足 

『kinetic wire flower』というワードでいくつか出てきたYouTube動画を参考に作ってみました。