自転車で自家発電するオートマタ
自転車を漕いでプロペラを回す自家発電のワイヤーオートマタを作りました。
プロペラ回転は最近紹介した『ゆっくり動く仕組み』を使っています。
そのときよりも回転速度が上がるように歯車の数を少し減らしていますが、それでもかなりゆっくり回転ですね。必死で漕いでいるのに…。
ただ、今までのものよりストーリー性があるので回してて楽しいです。
使うもの
0.9mmステン針金
0.9mmスチール針金
0.7mmスチール針金
9cm×3cm×1.5cm木材
ビーズ
接着剤
ニッパー
ペンチ(丸と角)
メジャー
細い筒
作り方
完成図
パーツ
初めに動力、歯車、人間を作ります。
動力
0.7スチールを細い筒に巻きつけ螺旋状にし、0.9ステンに接着します。
凸を2つ作ります。
0.7スチールを使い凸中心に車輪を接着し、足の膝下になる部分を巻き付けます。
これで動力は完成。
歯車
0.7スチールで歯が12個ある歯車を作ります。
細い丸ペンチで直線の針金に歯をつけていき、最後に円にすると作りやすいです。
歯車中心部から0.9スチールを通し接着。
下部に押さえのための筒を通します。
歯車も完成です。
人間
0.7スチールで、足の付け根に接続用の筒を付けた上半身を作ります。
筒に腿部分を通したら人間も完成。
土台と固定
動力、歯車、人間をそれぞれ固定していきます。
動力を固定
0.9ステンに0.7スチールの筒を接着したものを2つ用意。
動力を固定し取手を作ります。
歯車を固定
螺旋部分と噛み合う位置で、歯車の押さえを土台に接着。
さらに0.9スチールの枠で上も固定します。
人間を固定
動力につけた膝下と腿の筒を固定します。
0.9スチールの枠で前方を支えます。
プロペラを接着
歯車の上部と、動力の端にもおまけでプロペラを接着します。
完成
高さや位置を整えたら完成です。
難易度
★★★★☆(むずかしい)
それぞれのパーツ作りや歯車の噛み合わせを整えるのが少し大変です。
しかし作ってしまえば接着するだけなのであまり時間はかからずに作れます。
ゆっくり回転する仕組みだけのバージョンはこちら↓
補足
0.9ステンの針金は折り曲げづらい反面、固く頑丈なので、力のかかる部分に使用しています。
それ以外の場所は曲げやすさ作りやすさを考慮して0.7スチール、支えの枠は0.9スチール針金です。
メジャーは土台枠の長さを測ったりするのに使用しています。
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