作れぬならば

ワイヤーオートマタ、ダンボールオートマタ、木工オートマタ、その他工作関係の作り方を紹介するブログ。最近は楽曲制作をやってみています。

ダンボールとワイヤーで空飛ぶペガサスのオートマタ ペーパークラフト

 

今回はダンボールメインで羽ばたくペガサスを作りました。

有名な作家の方がよく作っているペガサスのダンボール簡易バージョンです。

 

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ワイヤーメインで作ると見た目を再現できずに失敗することが多いんですが、ダンボールだとひと目で何が動いているかわかるので良いですね。気に入ってます。

 

 

使うもの

 

0.9mmステン針金

0.9mmスチール針金

0.7mmスチール針金

ダンボー

折り紙

ビーズ

接着剤

 

ニッパー

ペンチ(丸と角)

ハサミ

メジャー

 

 

作り方

f:id:automataworks:20180129120047p:plain(完成図)

ペガサス

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ダンボールにパーツを書きます。

 

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各パーツを切り抜き、見える部分に折り紙を貼ります。

 

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それぞれ繋ぎ目に穴を開けます。

 

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頭と尻尾、羽を通すための筒を接着し、胴体ではさみます。

足を繋ぐ穴には0.7スチールを通しておきます。

 

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穴が裂けないよう、足には0.7スチールの輪っかを接着。

 

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足を通して留めます。

 

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0.7スチールの筒を作り、前後の足を接着します。

 

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羽に0.7スチールで作った接続部品と筒を接着します。 

 

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接続部を胴体の筒に通したらペガサスは完成です。

 

 

動力

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0.9ステンで凸部分のある動力を作り、凸先に0.9スチールの支えを巻き付けます。

 

 

仕組み 

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箱を作るダンボールを用意。

上と側面2枚は中央に穴を開け、裂けないように0.7スチールの輪っかを接着しておきます。

 

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動力を通して組み立てます。

取手を曲げて作ったら仕組みも完成です。

 

 

ペガサスを固定

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支えにペガサスを接着します。

 

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0.7スチールの筒2つを、仕組み中央部分に接着します。

 

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仕組みの筒と手足の筒を0.7スチールの支えで繋ぎます。

羽の筒にも0.7スチールの支えを通しそのまま仕組みと接着します。

 

 

完成

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羽の支えの接着部分をダンボールではさみ、隠したら完成です。

 

 

難易度

★★★☆☆(ふつう)

普段は土台以外ほぼ全てワイヤーで作っているのですが、それと比べるとダンボールは少し作りやすい感じがしました。

ただし紙ゆえに耐久性や修正のしやすさは無いです。作る際にその点は注意。

出来上がりが想像以上に綺麗で気に入ったので今後もダンボールでなにか作ってみたいですね。

 

ちなみに、似たようなものでほぼワイヤーで作ったドラゴンもあります。

 

automataworks.hatenablog.com

 

 

補足 

 

0.9ステンの針金は折り曲げづらい反面、固く頑丈なので、力のかかる動力部分に使用しています。

それ以外の部品は曲げやすさ作りやすさを考慮して0.7スチール、動力に巻いた支えのみ0.9スチール針金です。

メジャーは土台枠の長さを測ったりするのに使用しています。