木製オートマタ工作その3 修正編
(前回:木工オートマタ工作その2 仕組み編 - 作れぬならば)
前回で完成し終わりのつもりでしたが、味気ない感じがしてその後いろいろいじってしまいました。
ようやく今度こそ完成。
完成はこんな感じ。
修正箇所として
前回までは、鹿が木の実を食べるタイミングと木の芽が背中から出てくるタイミングが合わなかったので、今回はできる範囲で修正しました。
持ち上げる円盤を削ったのですが、位置的な問題もありこれが限界。
初めからもう少し間を開けて芽が上がるような位置で接着すべきでしたね。
次に地面の塗装。
セロハンテープと紙でマスキングし、地面にも色づけ。
これだけでだいぶ未完成感が無くなりました。
最後に小鳥の追加。
木の実の色が変わる仕組みがイマイチ活きていなかったので、そこに小鳥を接着。
鹿と一緒に木の実をつついています。
小刻みな動きと相まって、仕組みが生き返りました。良かった。
と、いうわけで木製オートマタ、今度こそ完成です。
木工オートマタ工作その2 仕組み編
前回の「木工オートマタその1 シカの食事 - 作れぬならば」に続き、今回は仕組みを作っていきます。
前回作った歯車たちを竹ひごに通し木箱に固定。
(事前に位置を合わせておき接着します)
②(背中から出る芽)は出現時間が短くなるかなーと思い楕円に。
③(首部分)は「食べてる感」をだすために、一番低い部分に段差をつけてあります。
④(木の実部分)は適当に上下すればいいのでゆるやかに段差を作りました。
持ち上げるための台、歯車を回すためにらせん状の針金を巻きつけた棒をそれぞれ作成し……
木箱に接着します。
今度は持ち上げられる支えを作り、木箱の上板に通します。
そのまま木箱と上板を接着し、仕組み完成。
そうしたら前回作ったシカと木を乗せていきます。
顔を立たせておくために、顔と地面に針金の筒を接着し、それを繋げつつ
足も接着していきます。
芽もちょうどいい高さになるように接着。
さらに木本体と木の実も接着。
完成です。
今回は首部分の支えがいまいち引っ掛かりがちだったので補強もしてあります。
難易度
★★★★★(たいへんむずかしい)
木工オートマタ初挑戦。
ダンボールで作ればさほど難しくない仕組みも、手動で木材を切り抜いて作るとなると恐ろしく手間がかかります。
(たいへんむずかしい)というより(とにかくたいへん)ですね。
今後木工オートマタがメインにシフトしていくうえで、もっと手の込んだものが★4つになったり、時間がかかっても★2つ3つだったりと変化していくかもしれません。
この難易度なんて自己満評価なので実際はなんだっていいのですが^^
修正編はこちら