作れぬならば

ワイヤーオートマタ、ダンボールオートマタ、木工オートマタ、その他工作関係の作り方を紹介するブログ。最近は楽曲制作をやってみています。

イルカがスイスイ泳ぐワイヤーオートマタの作り方 針金工作

 

良いものが出来ました! 

 

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立体の針金イルカを使ったワイヤーオートマタ。

取手を回すとイルカがスイスイ泳ぎます。イルカっぽい…!

 

と、いうわけでさっそく作り方です。

 

※今回、結構画像が多いです 

 

使うもの

 

0.9mmステン針金

0.7mmスチール針金

9cm×3cm×1.5cm木材(2つ)

ビーズ

接着剤

 

ニッパー

ペンチ(丸と角)

メジャー

 

 

作り方

 

イルカ

 尻尾と頭で分けて作ります。

 尻尾

 

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0.7スチールを使い、中心に引っ掛かりのある尾びれを作ります。

 

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伸ばした先で留めます。

 

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2本出たうちの片方を引っ掛けて留め、筒を作ります。

もう片方も長さを調節して筒を作ります。

 

 

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半分に折った0.7スチールを使い、鼻先スタートで目を作ります。

 

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頭で一旦留めます。

 

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背びれを作り、その前後を留めます。

 

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下ろしてきてお腹を作り、留めます。留めた端は切断。

もう片方は鼻先で留めます。

 

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後ろに引っ掛かりを作ります。

 

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引っ掛かりに別の0.7スチールを巻きつけます。

 

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ヒレを作り、目で留めます。

反対側も同じくヒレを作ります。

 

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別の0.7スチールを使い、後ろに尻尾と同じような筒を作ります。

 

イルカ完成

 

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頭と尻尾を筒部分で繋げ、イルカ完成です。

 

 

仕組み

 

動力&支え

 

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0.9ステンで作った動力の凸部分に0.7スチールで支えを巻きつけます。

 

土台

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9cm×3cm×1.5cm木材2つを接着。

0.9ステンの枠を接着して土台を作ります。

 

土台に動力&支えを固定

 

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0.7スチールで留め具を作り、動力&支えを固定します。

その後ビーズを通して取手を作り、位置を固定。

 

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後ろに0.7スチールで作った小さな筒を接着します。

 

仕組み完成

 

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筒に0.7スチールを通したら仕組みも完成です。

 

 

イルカと仕組みを固定

 

イルカと仕組みを固定します。

頭部分は動力から出た支えにそのまま接着してOK。 

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尻尾部分は可動域が必要なので、小さな筒を作り尻尾に接着した後、そこに支えを通します。

 

 

完成

 

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 目玉に青いビーズを入れ込んだら完成。かなり綺麗です。

 

 

難易度

★★★★☆(むずかしい)

★3つの(ふつう)でも良かったですが、イルカの工程と位置の調節が面倒だったので一応むずかしいということにしました。

やっぱり立体だと「オートマタ感」が強くて良いですね。気に入ってます。

 

 

仕組み的には以前紹介した

 

automataworks.hatenablog.com

 

と同じ、前後の動きです。

今回はその応用編のような感じ。イルカさえ作りこまなければ意外と簡単なんです。

 

補足

 

0.9ステンの針金は折り曲げづらい反面、固く頑丈なので、力のかかる動力と土台の枠部分に使用しています。

それ以外の場所は曲げやすさ作りやすさを考慮してスチール針金です。

 

ちなみに、今回なぜか電波状況が悪くGIFをアップロードするのに1時間もかかりました…。