人魚が泳ぐオートマタ
泳ぐ男性人魚のオートマタを作りました。
左右を見回しながら、交互に動く両腕と尾びれで泳ぎます。
作り方
人魚とそれぞれの仕組みの紹介です。
人魚
まずはパーツを切って人魚を作成。
頭と体は繋がず、首部分に針金の筒をつけておきます。
尻尾の仕組み
上下の仕組み(上下に動くオートマタの仕組み - 作れぬならば)を使います。
竹ひごに接着した円盤の上下から尻尾につけたワイヤーを持ち上げます。
※付け根支点で弧を描く尻尾と、上下に動くワイヤーで若干動きにロスあり。
ですが普通に動きます。
両腕の仕組み
ゆっくり動く仕組み(スピードが違う2つの上下の仕組み その1 - 作れぬならば)を応用します。
歯車の両側に卵形の円盤をそれぞれ逆向きに接着します。
さらに、らせん状の針金を接着したワイヤーと歯車を噛み合わせ固定します。
持ち上げ台を作り卵型円盤の上に乗せます。
顔の仕組み
十字の針金を卵形円盤の手前に接着。
円盤の動きによって左右順番に押されます。
上板で閉じる
対応する位置に支えの針金を通し、上板で閉じます。
上板が薄いとうまく垂直に上がらないので、ダンボールを何枚か重ねて厚みを出します。
人魚を固定
それぞれのパーツをワイヤーと固定。
完成
位置を整えて完成です。
難易度
★★★★☆(むずかしい)
ボールが山を上るオートマタ
ボールが山を上って下りてを繰り返すオートマタです。
オートマタの中でも定番品らしくYoutubeにいくつか動画が上がっているほか、知育工作としてキットも販売されています。
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作り方
1cmずつ長くなっていくダンボールの柱を5本用意。
天辺はそれぞれ斜めに切り、一番長い柱だけは内向きの斜めに切ります。
それぞれの柱が入る部屋をつけた押さえを作り、差し込みます。
柱の間隔がわかるように竹ひごにしるしをつけます。
穴の開いた箱を作り、柱を押さえごと差し込みます。
箱に竹ひごを通しながら、しるしをつけた位置に円盤を接着していきます。
このとき円盤の向きが交互になるように接着。
取手をつけて位置を固定させます。
ボールの入り口と出口になる場所に板を接着。
完成
完成です。
難易度
★★★☆☆(ふつう)
上下の仕組み(上下に動くオートマタの仕組み - 作れぬならば)を5連に繋げただけなので簡単です。
個人的には、工作が大きくなればなるほど接着剤の跡と雑な切り口が目立ち、汚ない見栄えになってしまうのでそれをなんとかしていきたいですね……。