作れぬならば

ワイヤーオートマタ、ダンボールオートマタ、木工オートマタ、その他工作関係の作り方を紹介するブログ。最近は楽曲制作をやってみています。

ボールが山を上るオートマタ

 

ボールが山を上って下りてを繰り返すオートマタです。

 

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オートマタの中でも定番品らしくYoutubeにいくつか動画が上がっているほか、知育工作としてキットも販売されています。

 

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価格:5,400円
(2018/5/12 22:30時点)
感想(2件)

作り方

 

 

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1cmずつ長くなっていくダンボールの柱を5本用意。

天辺はそれぞれ斜めに切り、一番長い柱だけは内向きの斜めに切ります。

 

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それぞれの柱が入る部屋をつけた押さえを作り、差し込みます。

 

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柱の間隔がわかるように竹ひごにしるしをつけます。

 

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 穴の開いた箱を作り、柱を押さえごと差し込みます。

 

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箱に竹ひごを通しながら、しるしをつけた位置に円盤を接着していきます。

このとき円盤の向きが交互になるように接着。

取手をつけて位置を固定させます。

 

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ボールの入り口と出口になる場所に板を接着。

 

完成

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完成です。

 

難易度

 

★★★☆☆(ふつう)

上下の仕組み(上下に動くオートマタの仕組み - 作れぬならば)を5連に繋げただけなので簡単です。

個人的には、工作が大きくなればなるほど接着剤の跡と雑な切り口が目立ち、汚ない見栄えになってしまうのでそれをなんとかしていきたいですね……。

 

 

歩く馬 テオヤンセンの歩行機構

 

またまたYouTubeで面白そうな動画を見つけたので早速作ってみました。

 

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テオヤンセンという方が考案した機構使った歩く馬のオートマタです。

関節から曲がるのでなかなかリアルな動きをします。

 

機構の詳細は動画より。

テオ・ヤンセンの歩行機構 - YouTube

 

作り方

作り方というより工程です。

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まずは馬本体を作るためのパーツを用意。

歯車が3つ映ってますが、余分に作ってしまったもので、実際馬に使うのは一つだけです。

 

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首、尻尾を接着すると同時に、胴体の中に歯車を組み込みます。

歯車は腹の下から歯が出る位置で固定。

前後の足を通すための針金もさしておきます。

 

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歯車の回転を伝えるための円盤を接着します。

 

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足のパーツを作ります。

詳細は上の機構の動画よりご確認ください。

 

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それぞれ対応する位置に差込み、留めます。

 

 

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馬は完成。

 

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歯車を重ねただけの仕組みを作ります。

ワイヤーだと接着面が少なくスカって壊れるので、取手の部分は竹ひごを使っています。

 

完成

 

 

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歯車がかみ合う位置で固定したら完成です。

 

難易度

 

★★★★★(たいへんむずかしい)

完全に今回に限った話ですが、「本体が難しい」というより歯車の噛み合わせがうまくいかず何度も作り直しをしたので、その分も評価に加算。